共同通信ニュース用語解説 「日米自動車摩擦」の解説
日米自動車摩擦
日米間の自動車貿易不均衡で生じた両国のあつれき。1973年の第1次石油危機を発端にガソリン価格が高騰し、米国で小型車の需要が高まる中、米自動車メーカーの対応が遅れたすきに日本車の米市場進出が進んだ。米側の対日感情の悪化を背景に、日本側は81年以降、対米輸出の自主規制を実施。自動車は93年からの日米包括経済協議で主要テーマとなり、95年に日本市場の参入拡大合意などで収束した。日本メーカーの海外進出と現地生産の後押しにもなった。
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