日系人強制収容と名誉回復

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日系人強制収容と名誉回復

1941年12月の真珠湾攻撃後、米当局は日本に協力している可能性を疑い日系人らを拘束。42年2月には当時のルーズベルト大統領が大統領令9066号に署名し、これを根拠に日系人約12万人が強制収容された。戦後謝罪損害賠償を求める動きが強まり、88年に当時のレーガン大統領が「市民の自由法(強制収容補償法)」に署名。政府が過ちを認めて謝罪し、生存していた元被収容者に2万ドル(当時の為替レートで約260万円)の補償金が支払われた。強制収容の歴史を学校で教えるための基金も設立された。(ラスベガス共同)

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