日長作用(読み)にっちょうさよう(その他表記)daytime effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日長作用」の意味・わかりやすい解説

日長作用
にっちょうさよう
daytime effect

日の長さが植物の生長発育に影響を及ぼす現象で,光周作用とほぼ同義語。植物には日長作用を受けない中性植物 (たとえばトマト,ソバ,トウモロコシなど) と,1日の日照時間がある長さ以上のときだけに催花する長日植物 (たとえばホウレンソウ〈13~14時間〉,ムクゲ〈12~13時間〉など) と,1日の日照時間が一定の長さ以下のときだけ催花する短日植物 (たとえばオナモミ〈15.0~15.5時間〉,ダイズ〈14~16時間〉,タバコ〈13~14時間〉など) がある。また動物でも日長が生殖腺の活動に影響を及ぼすことが,鳥などで知られている。ただし少くとも植物の催花では,真に問題なのは昼の長さではなく夜 (暗期) の長さであり,これは1日を人工的に 24時間以外とした実験からわかる。

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