日震(読み)ニッシン

デジタル大辞泉 「日震」の意味・読み・例文・類語

にっ‐しん【日震】

太陽表面に生じる振動や波動現象。1960年代、米国のロバート=レイトンが太陽表面の大気の動きによるドップラー効果から、約5分周期の振動を発見。理論的には太陽内部の対流運動に励起された音波的な固有振動であると考えられている。これらの観測から太陽内部の物理構造を研究する学問日震学という。→月震星震宇宙震

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日震」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぶるい‥ぶるひ【日震】

  1. 〘 名詞 〙 毎日起こるおこり。多く、マラリア熱をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「瘧(おこり)も日ぶるひになったらば」(出典:歌舞伎・日本晴伊賀報讐(実録伊賀越)(1880)六幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android