旧物(読み)キュウブツ

デジタル大辞泉 「旧物」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぶつ〔キウ‐〕【旧物】

古くさいもの。また、古い制度やしきたり

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精選版 日本国語大辞典 「旧物」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぶつキウ‥【旧物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふるくさい物。また、ふるい制度やしきたり。
    1. [初出の実例]「堅潤発墨、蓋用鉄梨、金漆題曰宝泓、余家旧物此為最」(出典:寛斎先生遺稿(1821)三)
    2. 「羅馬数百年の旧物を」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公一年〕
  3. 故人のかたみ。〔白居易長恨歌

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普及版 字通 「旧物」の読み・字形・画数・意味

【旧物】きゆう(きう)ぶつ

先人遺品。唐・白居易〔長恨歌〕詩 唯だ物を將(もつ)て深を表はさん 鈿合(でんがふ)金釵(きんさい)(黄金かんざし)寄せ將て去らしむ

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