明尾寺(読み)あけおでら

日本歴史地名大系 「明尾寺」の解説

明尾寺
あけおでら

[現在地名]枚方市山田池南町

真言宗御室派、山号多慶山、院号万法蔵まんぽうぞう院、本尊十一面観音。寺伝によると、本尊十一面観音は用明天皇のとき高麗の沙門徳胤が持ち来り、聖徳太子に奉ったもので、太子の弟麻呂古がこの観音を本尊として当寺を開創、弘法大師留錫してより真言宗になったという。「河内名所図会」には「寺説云、初は中将姫の開基也とぞ、土人、元当麻と呼ぶ、本尊十一面観音、長弐尺許」とある。嘉吉元年(一四四一)の「興福寺官務牒疏」には「明尾寺 在同郡、城州普賢寺別院、慈訓僧正開基、坊舎九宇」とみえ、興福寺の支配下にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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