明神古墳(読み)みようじんこふん

日本歴史地名大系 「明神古墳」の解説

明神古墳
みようじんこふん

[現在地名]仁摩町仁万

仁摩平野の北側にある小丘陵の先端、標高三八・二メートルに築造されている。古墳時代後期と推定されており、県指定史跡。昭和五九年(一九八四)に発掘調査され、墳丘後世改変を受けているため不明確であるが、直径二〇メートル、高さ三メートル以上の円墳と推定される。埋葬施設は全長一〇・一メートルの長大な横穴式石室で、玄室羨道の境には両側壁の内側に柱石があり、いちおう両袖型の石室とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android