昏夜(読み)こんや

精選版 日本国語大辞典 「昏夜」の意味・読み・例文・類語

こん‐や【昏夜】

  1. 〘 名詞 〙 暮れと夜。日が暮れて夜になるころ日没から夜間までの移りゆき。
    1. [初出の実例]「諺に曰〈略〉昏夜(コンヤ)に鬼を話(かた)る事なかれ。鬼を話れば恠いたるとは此事なるべしと」(出典仮名草子伽婢子(1666)一三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐雋不疑伝〕

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普及版 字通 「昏夜」の読み・字形・画数・意味

【昏夜】こんや

夜分。〔三国志、魏、王朗伝〕時に(文)頗(すこ)ぶる出でて獵し、或いは昏夜にして宮にる。、上して曰く、~日、車駕出でて捕虎に臨み、日昃(く)れて行き、昏にんで反る。蹕(けいひつ)の常法ひ、乘の至愼に非ざるなりと。

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