星使(読み)せいし

精選版 日本国語大辞典 「星使」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【星使】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「後漢書‐李郃伝」の「郃指星、示云、有二使星、向益州分野、故知之耳」の故事による ) 天子、または政府から派遣される使者
    1. [初出の実例]「星使去年入王畿、今年事畢万里帰」(出典文華秀麗集(818)上・和金吾将軍良安世春斎別筑前王大守還任〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔高適‐送柴司戸充劉卿判官之嶺外詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「星使」の読み・字形・画数・意味

【星使】せいし

勅使

字通「星」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android