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星出彰彦 ほしで あきひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

星出彰彦 ほしで-あきひこ

1968- 平成時代の宇宙飛行士。
昭和43年12月28日生まれ。平成4年宇宙開発事業団(NASDA,現宇宙航空研究開発機構(JAXA))入社。16年ソユーズTMA宇宙船フライトエンジニア資格を取得。18年スペースシャトルの搭乗運用技術者(ミッション・スペシャリスト=MS)に認定され,20年ディスカバリーに搭乗,日本実験棟「きぼう」の船内実験室の取り付けおよびロボットアームの操作にあたる。24年7月ソユーズTMA-05M宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に向かい4ヵ月滞在して日本人最長3回21時間23分の船外活動はじめさまざまな宇宙活動や科学実験をおこなった。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵miniの解説

星出彰彦

宇宙飛行士。1968年12月28日、東京都生まれ。92年に慶應義塾大学を卒業後、宇宙開発事業団(NASDA、現・宇宙航空研究開発機構(JAXA))に入社。97年、ヒューストン大学工学部航空宇宙工学修士課程を修了する。2001年に宇宙飛行士として認定され、04年、ソユーズTMA宇宙船フライトエンジニア資格を取得した。06年、スペースシャトルの搭乗運用技術者であるミッション・スペシャリスト(MS)の認定を受ける。08年にスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗し、日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームを操作して、日本の実験棟「きぼう」の組み立て作業などを行った。12年にはソユーズTMA-05M宇宙船で宇宙に向かい、4カ月間の長期にわたりISSに滞在した。20年には再びISSに長期滞在し、日本人では14年の若田光一に次いで2人目となる船長に就任することが決定している。

(2018-3-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

星出彰彦
ほしであきひこ
(1968― )

宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))所属の宇宙飛行士。東京都生まれ。1992年(平成4)、慶応義塾大学理工学部機械工学科卒業。1997年12月、ヒューストン大学工学部航空宇宙工学修士課程修了。1992~1994年、宇宙開発事業団(NASDA(ナスダ)。現、JAXA)名古屋駐在員事務所において、H-ロケットなどの開発・監督業務に従事。1994~1999年、筑波(つくば)宇宙センターやNASA(ナサ)(アメリカ航空宇宙局)ジョンソン宇宙センターなどにおいて、宇宙飛行士訓練計画の開発支援や宇宙飛行士の技術支援業務に従事する。1999年2月、NASDAよりISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として、古川聡(ふるかわさとし)、山崎直子{やまざきなおこ}(旧姓、角野(すみの))とともに選抜され、同年4月から日本人ISS搭乗宇宙飛行士の基礎訓練に参加し、2001年(平成13)1月、宇宙飛行士として認定される。同年4月からISS搭乗宇宙飛行士のアドバンスト訓練に参加。あわせて、ISSに取り付けられる日本実験棟「きぼう」および宇宙ステーション補給機などの開発・運用にかかわる技術支援業務などを実施。2004年5月、ソユーズTMA宇宙船フライトエンジニア資格を取得。同年6月よりNASAミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者、MS)候補者訓練に参加し、2006年2月にMSとして認定される。2008年6月、スペースシャトル「ディスカバリー号」によるミッションに参加。日本人で初めてISSのロボットアームを操作して「きぼう」船内実験室をISSへ取り付けるなど、「きぼう」にかかわる作業全般を担当した。2012年7~11月、ISS第32次・第33次長期滞在クルーのフライトエンジニアとしてISSに124日間滞在。「きぼう」での実験やISSの維持管理を行ったほか、3回の船外活動、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機ミッションやドラゴン補給船運用1号機ミッション、小型衛星放出技術実証ミッションにかかわる軌道上作業などを実施した。打上げ、帰還ともにソユーズTMA-05M宇宙船に搭乗。また、2014年7月、第18回NASA極限環境ミッション運用訓練にコマンダーとして参加した。[山本将史]
『星出彰彦著『夢をあきらめなければ宇宙にだって行ける』(2014・すばる舎リンケージ)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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