時変(読み)ジヘン

精選版 日本国語大辞典 「時変」の意味・読み・例文・類語

じ‐へん【時変】

  1. 〘 名詞 〙 ときのうつりかわり。時勢の変化。
    1. [初出の実例]「某乙不幸、遇時変、左遷外蕃」(出典性霊集‐四(835頃)為人求官啓)
    2. 「天文をみて時変を察し、人文を見て天下を化成す」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔易経‐賁卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「時変」の読み・字形・画数・意味

【時変】じへん

時世の変化。〔史記太史公自序人は朽せず、時變を是れ守る。の常なり。因は君の綱なり。君臣竝び至り、各をして自ららかならしむ。

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