時様(読み)ジヨウ

デジタル大辞泉 「時様」の意味・読み・例文・類語

じ‐よう〔‐ヤウ〕【時様】

その時代のはやりの風習
「衣服欧州大陸の―を帯び」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時様」の意味・読み・例文・類語

じ‐よう ‥ヤウ【時様】

〘名〙 その時代の流行の型。時代の風潮のさま。
※鴨東四時雑詞(1816)「宝墜応時様、細腰皆佩玉孩児」
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四四「衣服欧洲大陸の時様(ジヤウ)を帯び、帽杖共に英国の物に非らず」

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普及版 字通 「時様」の読み・字形・画数・意味

【時様】じよう(やう)

当世風。宋・陳師道〔冠十一の端硯を恵せらるるを謝す〕詩 轆轤(ろくろ)(ひ)き出だして、ひ 千、一にして致す (たく)して時樣を爲して、(かんぼく)に供せしむ 十(じつしふ)(十重に包む)して、百金貴し

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