時義(読み)じぎ

精選版 日本国語大辞典 「時義」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぎ【時義】

  1. 〘 名詞 〙
  2. じぎ(時宜)
    1. [初出の実例]「尚歯之会。時義遠哉。源起唐室会昌白氏水石之居。塵及皇朝貞観南相山林之窟」(出典本朝文粋(1060頃)九・藤亜相山庄尚歯会詩序〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔易経‐予卦〕
  3. じぎ(時宜)
    1. [初出の実例]「侍の付合は無礼を戒め、時義(ジギ)を本とし、忘れても偽を構へず」(出典:仮名草子浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「時義」の読み・字形・画数・意味

【時義】じぎ

時宜。〔易、旅、彖伝は貞にして吉なり。の時義、大なる哉(かな)。

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