晩三吉(読み)おくさんきち

精選版 日本国語大辞典 「晩三吉」の意味・読み・例文・類語

おく‐さんきち【晩三吉】

  1. 〘 名詞 〙 ナシの一品種。新潟県原産で、貯蔵梨として有名。果実は蒂(へた)のあるゆがんだ尖(せん)円形で、果皮黄褐色果肉白色で柔らかく、品質もすぐれ、晩熟で翌年の六月ごろまで貯蔵がきく。新潟のほか岡山福岡熊本などでも栽培される。三吉。《 季語・冬 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

デジタル大辞泉プラス 「晩三吉」の解説

晩三吉

大分県日田市で生産される晩生の赤ナシ。大きさは600~700グラム程度。ほどよい酸味があり、さっぱりとした味わい。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android