普甲寺跡(読み)ふこうじあと

日本歴史地名大系 「普甲寺跡」の解説

普甲寺跡
ふこうじあと

[現在地名]宮津市字小田

普甲峠より一・五キロほど南東にある平安時代創建の寺院跡。いまは寂れた弁天堂と普賢堂のみが建ち、普賢堂の前には仁王門礎石が残る。

「宮津府志」の普甲山の項に「古へ普甲寺とて大刹有り、それゆゑ山をも普甲と名付けしと云説も見えたり」とみえ、また「丹後与謝海図誌」の同項には次のようにある。

<資料は省略されています>

「拾芥抄」に「普甲普賢、本(々)美世上人」とみえ、「沙石集」の「迎講事」に「丹後国鳧鴨ふかふト云所ニ上人アリ、極楽ノ往生ヲ願テ、万事ヲ捨テ臨終正念ノ事ヲ思ヒ、聖衆来迎ノ儀ヲゾ願ケル」とみえる寺は当寺をさすとされる。また「今昔物語集」巻一五の「始丹後国迎講聖人、往生語」の舞台となっている寺を当寺とも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む