晴雨計(読み)セイウケイ

精選版 日本国語大辞典 「晴雨計」の意味・読み・例文・類語

せいう‐けい【晴雨計】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気象観測用の気圧計。バロメーター。晴雨器。晴雨儀
    1. [初出の実例]「水銀は流動体の金属にして家常要用の晴雨計、寒暖計、及び玻瓈鏡の裏面に塗布する『アマルガム』を製すへし」(出典:博物学階梯(1877)〈中川重麗訳〉)
  3. おもちゃの一つ。雨天になると持った傘をさす仕掛けになっている人形
    1. [初出の実例]「晴雨計といへる小さき木偶(でく)を商ふ」(出典武江年表(1848)文政年間記事)

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改訂新版 世界大百科事典 「晴雨計」の意味・わかりやすい解説

晴雨計 (せいうけい)

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世界大百科事典(旧版)内の晴雨計の言及

【気圧計】より

…気圧を測定する器械で,英語ではバロメーターbarometerという。気圧の変化と天候は関連が深く,晴雨計と呼ばれたこともあった。〈気圧〉はわれわれを取り囲んでいる大気がおよぼす自然の圧力で,その場所から大気の上限まで延びている単位面積当りの鉛直な気柱の重量に等しい。…

※「晴雨計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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