智山派(読み)チザンハ

大辞林 第三版の解説

ちざんは【智山派】

新義真言宗の一派。京都の智積ちしやく院が総本山。一六世紀末から一七世紀初頭にかけて、玄宥げんゆうによって成立した。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の智山派の言及

【声明】より

…真言声明は寛朝(かんちよう)により大成するが,その後分派対立し,平安末には4流派に整理統合され,その中の1流派が南山進(なんざんしん)流として高野山を中心に今日まで伝承されている。また江戸時代初頭には南山進流の系統から分かれた智山(ちざん)派,豊山(ぶざん)派の両派が成立し,それぞれ京都の智積(ちしやく)院,奈良の長谷(はせ)寺を中心に伝統を伝えている。天台声明はやはり円仁以来分派していたが,良忍がこれらを統一して大成した。…

【根来寺】より

…ことに僧兵を擁して威勢強く,近隣の戦国大名とも戦ったが,1585年(天正13)豊臣秀吉の焼討ちにあい,伽藍はほとんど壊滅した。このとき学頭の専誉(せんよ)は長谷寺に入り(豊山(ぶざん)派),玄宥(げんゆう)は京都に智積(ちしやく)院を建て(智山派),それぞれ法灯を継いだ。1623年(元和9)紀州藩主徳川頼宣(よりのぶ)は250石を寄進し,1707年(宝永4)護持院の隆光は将軍綱吉の許可を得て伽藍の修造を図り,97年(寛政9)蓮華院の法住によって大伝法堂再建意趣が作成され,1824年(文政7)完成した。…

※「智山派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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