精選版 日本国語大辞典 「暗冥」の意味・読み・例文・類語 あん‐みょう‥ミャウ【暗冥・闇冥】 〘 名詞 〙 暗くて人目の及ばない所。暗黒の世界、特に、地獄。冥暗。冥土。あんめい。[初出の実例]「十方つねに、暗暝(アンミャウ)(〈注〉クラク)にして、三悪道、増長し、阿修羅、また、さかりなり」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三)「吾は是れ汝が母なり。久く暗冥(アンミャウ)に処す」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「暗冥」の読み・字形・画数・意味 【暗冥】あんめい 暗い所。漢・揚雄〔羽猟の賦〕女水に潛み、怪物冥にして、殫(ことごと)く形(あら)はすべからず。字通「暗」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報