デジタル大辞泉 「曇り無し」の意味・読み・例文・類語 くもり‐な・し【曇り無し】 [形ク]1 視界が明瞭である。空が晴れわたっている。「日のどかに―・き空の西日になるほど」〈源・常夏〉2 光・色などが鮮明である。澄んでいる。「―・き池の鏡によろづ代をすむべき影ぞしるく見えける」〈源・初音〉3 不正などがない。潔白である。「心の底も―・き、月の桂の光添ふ」〈謡・玉井〉4 物事をよく知っている。「御才もいとはしたなうものし給へば、よろづの事―・かんめり」〈増鏡・秋のみ山〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例