曇寂(読み)どんじゃく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曇寂」の解説

曇寂 どんじゃく

1674-1742 江戸時代前期-中期の僧。
延宝2年生まれ。真言宗備後(びんご)(広島県)の人。京都蓮華峯(れんげぶ)寺の禅杲(ぜんごう)にまなぶ。宝永4年同寺をつぐ。「大日経疏私記」「金剛頂経私記」などおおくの著作があり,地蔵院流の碩学(せきがく)として知られた。弟子常明(じょうみょう),寂厳(じゃくごん)らがいる。寛保(かんぽう)2年11月11日死去。69歳。俗姓牧野。字(あざな)は慧旭。号は達摩扇底。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android