曠古(読み)コウコ

精選版 日本国語大辞典 「曠古」の意味・読み・例文・類語

こう‐こクヮウ‥【曠古】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「曠」は広くて何もない、からにするの意 ) 前例のないこと。前代未聞。未曾有。空前。
    1. [初出の実例]「人生乎当今而知曠古数千載之事者有焉」(出典:旱霖集(1422)明孤月頌軸序)
    2. 「欧州の強国を相手にした曠古(クヮウコ)の戦争」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋六一)
    3. [その他の文献]〔鮑照‐和玉丞詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「曠古」の読み・字形・画数・意味

【曠古】こう(くわう)こ

空前。〔北斉書、趙彦深伝〕多く其の手に出づ。して給と爲す。武~(つね)に司徒孫(そんとう)に謂ひて曰く、深は小心恭愼、曠古倫なりと。

字通「曠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む