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曳山狂言 ひきやまきょうげん

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世界大百科事典 第2版の解説

ひきやまきょうげん【曳山狂言】

曳山で演じられる歌舞伎をいう。曳山は祭礼などで曳きまわされる飾り物を仕立てた山車(だし)で,移動式の歌舞伎舞台となり,この上で芝居が演じられる。栃木県那須郡烏山町八雲神社の〈山揚祭(やまあげまつり)〉(7月25~27日)の曳山狂言が有名で,町内の道路約100mに踊り台をはじめ,花道,橋波,館などの山を作り,踊り台で《将門》《戻橋》《紅葉狩》などが演じられる。百数十人の若衆が奉仕する。滋賀県長浜市の長浜八幡の祭り(4月13~15日)では,10歳前後の少年によって〈長浜曳山芝居〉が行われ,《信州川中島》《蝶千鳥曾我物語》などが演じられる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の曳山狂言の言及

【子供歌舞伎】より

…人形芝居の形式を歌舞伎が継承し,明治中期に初世中村吉右衛門,初世中村又五郎らを中心とした子供芝居が流行,これは役者養成の役割も果たした。一方民俗芸能では,曳山(ひきやま)狂言といわれる山車の上で行われる子供歌舞伎が,滋賀県長浜市,岐阜県不破郡垂井町,石川県小松市などで神社の春祭を中心に奉納されている。最もよく知られているのは,長浜曳山まつり(4月14~16日)で,5,6歳から11,12歳の子ども(かつては少年のみ)が,曳山を舞台として《忠臣蔵》《恋女房染分手綱》《源平屋島日記》など子どもには至難と思われる演技を奉納している。…

※「曳山狂言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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