書剣(読み)しょけん

精選版 日本国語大辞典 「書剣」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けん【書剣】

  1. 〘 名詞 〙 書物と剣。昔、学者文人が常に身につけていたもの。学者、文人などの生活をたとえていうにも用いる。
    1. [初出の実例]「龍鍾書剣客天涯」(出典:水流雲在楼集(1854)下・七尾雑題)
    2. [その他の文献]〔陳子昂‐送別出塞詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書剣」の読み・字形・画数・意味

【書剣】しよけん

書物と剣。士の常に携えるもの。唐・高適人日、杜二拾遺(甫)に寄す〕詩 一臥東山、三十春 豈に知らんや、書劍風塵に老いんとは

字通「書」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android