曹白魚(読み)ヒラ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「曹白魚」の意味・読み・例文・類語

ひら【曹白魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひら(平)」と同語源 ) ニシン目ニシン科の海産魚。全長約四〇センチメートルに達する。体はニシンより著しく側扁し、体高が高い。腹びれが小さく、腹縁のうろこ鋸歯(きょし)状。背方は暗青色で腹方は銀白色。富山湾・大阪湾以南、中国、東南アジア、インドの沿岸に分布する。内湾性で汽水域にも入る。食用になる。中国ではツァオパイユー(曹白魚)と称し、塩漬・干物として珍重。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「曹白魚」の解説

曹白魚 (ヒラ)

学名Ilisha elongata
動物。ニシン科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む