曾田嘉伊智(読み)そだ かいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曾田嘉伊智」の解説

曾田嘉伊智 そだ-かいち

1867-1962 大正-昭和時代の福祉活動家。
慶応3年生まれ。明治38年朝鮮にわたる。大正10年鎌倉保育園の京城支部長となり,以来植民地下の朝鮮で孤児の保育活動にあたる。昭和22年一時日本に帰国朝鮮戦争などで再入国が困難となるが,キリスト教関係者の尽力で36年ソウルにかえり,昭和37年3月28日同地で死去。95歳。没後,韓国の文化勲章受章周防(すおう)(山口県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android