最上峡(読み)もがみきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最上峡」の意味・わかりやすい解説

最上峡
もがみきょう

山形県北部,最上川出羽山地を横切って西流するところに形成された峡谷。俗に山内(やまのうち)と呼ばれる。戸沢村古口から庄内町清川までの約 16kmをいう。1971年,最上川県立自然公園に指定されている。新庄盆地庄内平野の境にある新第三紀層の山地を先行性河川の最上川が流れ,両岸断崖を形成。谷壁には白糸の滝など多くの滝があり,雄大な峡谷美に富む。両岸にはスギ林と広葉樹植生があり,紅葉時が観光の好期。古口-草薙温泉間には観光船の川下りがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む