山形県北東部、新庄市を中心に周辺の最上(もがみ)郡に広がる盆地。南部は北西流する最上川に、中央部は南・西流する諸河川をあわせる鮭川(さけがわ)によって盆地床を刻み込んだ段丘や丘陵の多い開析盆地の形態を示す。低起伏の丘陵によって北部金山(かねやま)川流域の金山盆地、中央部泉田(いずみだ)川の塩野原(しおのはら)、指首野川扇状地(さすのがわせんじょうち)などに細分される。盆地一帯は年平均気温が低く、日照時間も少ないうえに、冬季は積雪量が多いため、農業生産性が他地域に比べて低く、出稼ぎ者が多い。新庄市街地は指首野川扇状地の扇央に発達した戸沢氏新庄藩の城下町。南部の舟形(ふながた)町の亜炭、北部の金山町の杉の美林などが知られる。
[中川 重]
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