最新 地学事典 「最大エントロピー法」の解説
さいだいエントロピーほう
最大エントロピー法
maximum entropy method
逆問題に対する解析方法の一つ。情報理論から発展した解析方法で,あらゆる問題に応用が可能な手法。実験や観測から得られる限られた情報に基づいて,知ろうとする事象に対して与えられる関数の情報エントロピー(処理すべき情報の不確かさ)を最大にするよう数学的に処理し,統計的に最も確からしい結論を導く。例えば,地球科学分野においては,結晶構造解析の位相モデルの探索に適用される。参考文献:中井泉ほか (2021) 粉末X線解析の実際(第3版), 朝倉書店
執筆者:栗林 貴弘
参照項目:位相決定法
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

