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最大仕事の原理(読み)さいだいしごとのげんり(その他表記)principle of maximum work

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最大仕事の原理」の意味・わかりやすい解説

最大仕事の原理
さいだいしごとのげんり
principle of maximum work

互いに熱平衡にはない物体集りの間で起りうる過程において,外部になされる仕事はその過程が可逆的である場合に最大になるという熱力学の1つの結論原理という語感から熱力学の法則前提のように思われるかもしれないが,熱力学第二法則から導かれるものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

法則の辞典 「最大仕事の原理」の解説

最大仕事の原理【principle of maximum work】

物理系をある一定条件下で一つ熱平衡状態から別の熱平衡状態へと変えるとき,外部へ取り出しうる仕事は,状態変化が可逆的な場合に最大となる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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