日本歴史地名大系 「月崎遺跡」の解説
月崎遺跡
つきさきいせき
山口湾岸先史遺跡群域の西辺にあたり、宇部市東端の
遺跡は現在の汀線から約四五メートルほど北に入った砂阜の砂層中にあり、その層序は、下位からI洪積層、II硬くしまった暗灰色土層、III海成砂層、III海成および風成砂層、IV海成砂層、V陸成砂層、VVを耕耘した耕土層からなり、IIからIVまでの層に縄文式土器を含み、Vの層には中期末・後期初頭の弥生式土器を包含している。
月崎遺跡
つきざきいせき
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報