精選版 日本国語大辞典「定例」の解説
てい‐れい【定例】
〘名〙
① 定まったならわし。前々からきまっているしきたり。じょうれい。
※随筆・秉燭譚(1729)五「凡て言辞の道、字に定例あるにあらず。古来より用付たる上をのづから貴賤敬慢の体わかるることなり」
② 定期的に行なわれること。継続的に行なわれる会議などで、あらかじめ、その日時などに規定のあるもの。臨時に対していう。
③ 決まっていて、まちがいのないこと。必ず。
※島崎金次郎宛大田南畝書簡‐享和元年(1801)六月二三日「此分にては定例歳暮に金五百匹参り申候」
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