有明浜(読み)アリアケハマ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「有明浜」の意味・わかりやすい解説

有明浜
ありあけはま

香川県西部、観音寺(かんおんじ)市、燧灘(ひうちなだ)に面する白砂青松の美しい砂浜。県立琴弾公園(ことひきこうえん)の一部で、砂上に掘られた周囲400メートルに及ぶ寛永(かんえい)通宝の銭形(ぜにがた)が名高い。1633年(寛永10)高松藩主生駒高俊(いこまたかとし)が巡視したとき、領民一夜でつくったというが、実際は江戸時代末期のものらしい。現在は年2回砂ざらえが行われる。

[坂口良昭]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む