すべて 

有機性汚濁物質(読み)ゆうきせいおだくぶっしつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「有機性汚濁物質」の意味・わかりやすい解説

有機性汚濁物質
ゆうきせいおだくぶっしつ

水質汚濁物質うち炭化水素蛋白質などのような有機物質をいう。各種微生物の栄養源になるため,この量が多いと腐敗して,水中溶存酸素を減少させる。溶存酸素がなくなると嫌気的分解を起し,硫化水素メタンガスなどの有害なガスを発生させ,悪臭を生じ,いわゆる死の川になる。物質量をさす指標として,生物化学的酸素要求量 BOD化学的酸素要求量 CODなどが使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む