事典 日本の地域ブランド・名産品 「有田の太刀魚」の解説
有田の太刀魚[水産]
ありだのたちうお
紀伊水道を漁場とした有田市の沖合いで小型底びき網漁船により漁獲される。有田の太刀魚は塩焼きや煮付けなどで食べられるが、体表を覆う新鮮な銀色のグアニン層はマニキュアの原料に使われる。春になると外海から内海に入り産卵、冬になると再び外海にでて越冬する。昼間は水深50m〜100mの砂泥底に生息し、日没から夜明けに浮上して小魚を食べる。有田市は日本一の太刀魚漁獲量を誇る。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報