有耶無耶の関(読み)ウヤムヤノセキ

デジタル大辞泉 「有耶無耶の関」の意味・読み・例文・類語

うやむや‐の‐せき【有耶無耶の関】

山形・宮城両県境の笹谷峠にあった関所。むやむやの関。もやもやの関。[歌枕
「たのめこし人の心は通ふとや問ひてもみばや―」〈土御門院集
山形・秋田両県境の三崎峠にあった関所。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「有耶無耶の関」の意味・読み・例文・類語

うやむや‐の‐せき【有耶無耶関・有也無也関】

  1. [ 一 ] 山形県宮城県との境界にある笹谷峠にあった関所。出羽陸奥の境となった。むやむやの関。伊奈(いなむ)関。歌枕。
    1. [初出の実例]「たのめこし人の心は通ふやととひてもみばやうやむやの関」(出典:土御門院集(1231頃))
  2. [ 二 ] 山形県と秋田県の境界、日本海に臨む三崎峠にあった関所。むやむやの関。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む