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笹谷峠 ささやとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

笹谷峠
ささやとうげ

奥羽山脈南部にある峠。標高 906m。宮城,山形両県の境をなし,仙台市山形市を結ぶ笹谷街道 (国道 286号線) が通る。すぐ南に有耶無耶関 (うやむやのせき) 跡がある。 1981年東北横断自動車道 (山形自動車道) の笹谷トンネルが完成して,仙台-山形間の距離が短縮された。

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世界大百科事典 第2版の解説

ささやとうげ【笹谷峠】

山形県山形市と宮城県川崎町の間にある県境の峠。奥羽山脈をこえて仙台市と山形市を結ぶ笹谷街道(国道286号線)の分水界で,標高906m。峠の南東500mに古歌で知られる有耶無耶関(うやむやのせき)跡がある。近世には通行が盛んで米,麦,ベニバナなどが運ばれ,笹谷(宮城側),関沢(山形側)は峠集落としてにぎわった。奥羽本線仙山線の開通と国道48号線の整備により通行は衰えたが,仙台~山形間の最短路であるため1981年トンネルが開削され,再び交通の要路になった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔宮城県(山形県)〕笹谷峠(ささやとうげ)


宮城・山形県境、奥羽(おうう)山脈の雁戸(がんど)山北側の鞍部(あんぶ)を越える峠。最高地点は山形県側にあり、標高は906m。仙台市と山形市を結ぶ国道286号(笹谷街道)が通り、直下の笹谷トンネルを山形自動車道が抜ける。南東約660mに有耶無耶(うやむやの)関跡がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

笹谷峠
ささやとうげ

宮城県柴田(しばた)郡川崎町と山形市との境にある峠。標高906メートル。仙台市と山形市を結ぶ笹谷街道が奥羽山脈を横断する峠で、平安時代後期にすでに通じていたが、険阻かつ冬季の多雪のためおもに商人荷の輸送に利用されてきた。北側のJR仙山線、国道48号の開通により衰退したが、国道286号、東北自動車道の完成、笹谷トンネルの貫通で日本海側への連絡横断道路として重視されている。旧道に有耶無耶関(うやむやのせき)跡がある。[境田清隆]

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