有道(読み)ユウドウ

デジタル大辞泉 「有道」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐どう〔イウダウ〕【有道】

《「ゆうとう」とも》正しい道にかなっていること。正しい道にかなった行いをすること。また、その人。
「左衛門佐殿は―のきこえましませば」〈古活字本平治・中〉

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精選版 日本国語大辞典 「有道」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐どうイウダウ【有道】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ゆうとう」とも ) 正しい道にかなっていること。正道を行なうこと。徳をそなえていること。転じて、天下を治めること。また、そのさまやその人。無道に対していう。
    1. [初出の実例]「無為聖徳重寸陰、有道神功軽球琳」(出典懐風藻(751)望雪〈紀古麻呂〉)
    2. 「大弐殿の御嫡子左衛門佐殿は、有道のきこえましませば」(出典:平治物語(1220頃か)中)
    3. [その他の文献]〔礼記‐礼器〕

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普及版 字通 「有道」の読み・字形・画数・意味

【有道】ゆうどう(いうだう)

道を体する人。〔論語、学而〕君子~事にに、言に愼しみ、に就きて正す。學を好むと謂ふべきのみ。

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