有馬凉及(読み)ありま りょうきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有馬凉及」の解説

有馬凉及 ありま-りょうきゅう

1633-1702* 江戸時代前期の医師。
寛永10年生まれ。有馬玄哲の子。京都の人。後水尾(ごみずのお)天皇の病をなおし,その功によって尚薬(くすりのかみ)となり,法印の称号をあたえられた。茶の湯をこのみ,名物「凉及井戸」を所持した。元禄(げんろく)14年12月7日死去。69歳。号は存庵,臥雲。名は了及,了休ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android