尚薬(読み)クスリノカミ

デジタル大辞泉 「尚薬」の意味・読み・例文・類語

くすり‐の‐かみ【尚薬/典頭】

後宮薬司やくし長官天皇に薬を捧持ほうじする女官。しょうやく。→薬司やくし
てんやくのかみ(典薬頭)

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精選版 日本国語大辞典 「尚薬」の意味・読み・例文・類語

しょう‐やくシャウ‥【尚薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、後宮十二司一つである薬司の長官。くすりのかみ。給祿の相当位は従六位。〔令義解(718)〕
  3. 天子東宮侍医典薬
    1. [初出の実例]「桂父遊随尚薬尋、麻姑採助宮人喜」(出典:菅家文草(900頃)四・九日侍宴、同賦仙潭菊)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐蓋勲伝〕

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