朝吹磯子(読み)アサブキ イソコ

20世紀日本人名事典 「朝吹磯子」の解説

朝吹 磯子
アサブキ イソコ

大正・昭和期の歌人,テニス選手



生年
明治22(1889)年10月8日

没年
昭和60(1985)年2月15日

出身地
宮城県

経歴
佐佐木信綱竹柏会に入門して歌人として出発。藤波会会員、「心の花」同人、十一日会会長として活躍。またスキーを日本に初めて取り入れた長岡外史陸軍中将の長女で、大正15年に全関東庭球選手権大会の女子シングルス、同ダブルスに優勝するなど、日本女子テニス界の草分け的存在としても活躍した。「八十年を生きる」(読売新聞社)、歌集蒼樹」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朝吹磯子」の解説

朝吹磯子 あさぶき-いそこ

1889-1985 大正-昭和時代の歌人,テニス選手。
明治22年10月8日生まれ。長岡外史の長女。朝吹常吉の妻。佐佐木信綱(のぶつな)の竹柏(ちくはく)会にはいる。藤波会会員,「心の花」同人,十一日会会長として活躍。大正15年全関東庭球選手権大会の女子シングルス,同ダブルスで優勝。日本女子テニス界の草分け。昭和60年2月15日死去。95歳。宮城県出身。歌集に「蒼樹」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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