朝鮮長屋(読み)ちょうせんながや

精選版 日本国語大辞典 「朝鮮長屋」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐ながやテウセン‥【朝鮮長屋】

  1. 江戸、浅草陸尺(ろくしゃく)屋敷俗称朝鮮からの使節下官を宿泊させた仮家があったところからの称。岡場所一つとして知られた。現在の台東区駒形一丁目の西、寿三・四丁目のあたり。
    1. [初出の実例]「朝鮮(テウセン)長屋異国くさき、いろは、ぢく谷、世尊院」(出典談義本・風流志道軒伝(1763)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android