木下〓(“八がしら”に「白」)定(読み)きのした きんさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus の解説

木下〓(“八がしら”に「白」)定 きのした-きんさだ

1653-1731* 江戸時代前期-中期大名
承応(じょうおう)2年6月7日生まれ。木下利貞(としさだ)の長男。延宝7年備中(びっちゅう)(岡山県)足守(あしもり)藩主木下家第2次4代。元禄(げんろく)14年赤穂(あこう)藩主浅野長矩(ながのり)の除封の際,脇坂安照とともに城受取役をつとめた。藩校追琢館をつくり,また果樹栽培を奨励した。享保(きょうほう)15年12月24日死去。78歳。初名は利春。号は葵峯。著作に「桑華蒙求」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android