木戸孝正(読み)キド タカマサ

20世紀日本人名事典 「木戸孝正」の解説

木戸 孝正
キド タカマサ

明治・大正期の侯爵 宮中顧問官



生年
安政4年7月26日(1857年)

没年
大正6(1917)年8月10日

出身地
山口県

別名
幼名=彦太郎

経歴
山口藩士・来原良蔵の長子に生まれるが、明治17年木戸正二郎の嗣子となる。米国留学を経て、明治7年帰朝、開成学校、東京帝大理学部、大阪専門学校などで学ぶ。家督を継いだ後、宮内省に入り、35年東宮侍従長兼式部官、41年宮中顧問官式部官兼閑院官別当、のち宮中顧問官専任、44年維新史料編纂委員を歴任漢詩和歌花卉盆栽をたしなんだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木戸孝正」の解説

木戸孝正 きど-たかまさ

1857-1917 明治-大正時代の官僚
安政4年7月26日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士来原(くるはら)良蔵の長男。アメリカ留学後,開成学校,東京大学,大阪専門学校にまなぶ。明治17年木戸孝允(たかよし)の養子となっていた弟木戸正二郎の死によりその跡をつぐ。のち東宮侍従長,宮中顧問官などを歴任。侯爵。貴族院議員。大正6年8月10日死去。61歳。幼名は彦太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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