新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村若衛」の解説
木村 若衛
キムラ ワカエ
- 職業
- 浪曲師
- 肩書
- 日本浪曲協会会長,日本演芸家連合会長
- 本名
- 稲葉 幸太郎(イナバ コウタロウ)
- 生年月日
- 大正2年 12月29日
- 出生地
- 神奈川県 横浜市
- 学歴
- 横浜三中卒
- 経歴
- 昭和3年初代木村友衛に入門、友幸を名乗る。10年若衛と改名し、11年真打ちに昇進。三味線の代わりにジャズピアノを伴奏にした“歌謡浪曲”で注目され、またオーケストラをバックにした浪曲などの新機軸に取り組み浪曲の復興に尽くした。十八番は「河内山宗俊」「紋三郎の秀」「天保六花撰」「塩原多助」など。33〜34年日本浪曲協会会長、53年から20年間にわたり日本演芸家連合会長を務めた。
- 所属団体
- 日本浪曲協会
- 受賞
- 紫綬褒章〔昭和56年〕
- 没年月日
- 平成17年 12月6日 (2005年)
- 家族
- 妻=木村 昭子(浪曲三味線奏者)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報