デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村若衛」の解説 木村若衛 きむら-わかえ 1913-2005 昭和-平成時代の浪曲師。大正2年12月29日生まれ。昭和3年初代木村友衛に入門,友幸をへて10年若衛と改名し,翌年真打。歌謡浪曲などのあたらしい分野を開拓し,芝居,音楽などを使用するなど新機軸で人気をよび,浪曲の復興に貢献した。得意演目に「河内山宗俊」「天保六花撰」など。日本浪曲協会会長,日本演芸家連合会長を歴任。平成17年12月6日死去。91歳。神奈川県出身。本名は稲葉幸太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例