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塩原多助 シオバラタスケ

デジタル大辞泉の解説

しおばら‐たすけ〔しほばら‐〕【塩原多助】

[1743~1816]江戸後期の商人。上野(こうずけ)の人。江戸に出て本所相生町に炭屋を営み、刻苦して富豪となった。三遊亭円朝作の人情噺(にんじょうばなし)や歌舞伎などに脚色され、特に愛馬の青(あお)との別れの場は有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

しおばらたすけ【塩原多助】

三遊亭円朝作の人情噺《塩原多助一代記》(1885年速記講談本刊)の主人公の名。円朝が友人の絵師から聞いた実話,江戸本所の炭屋塩原太助の成功談をもとに作り,高座にかけたもの。筋の前半は多助の育ちをめぐる受難物語で,武士の子多助が農民の養子となり,養母と妻のいやがらせと姦通にあって家を捨て郷里をひとり出奔するまで,後半は彼が江戸で炭屋の奉公人から身を起こし,正直と孝行と商法によって大商人となる立志成功談からなる。

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大辞林 第三版の解説

しおばらたすけ【塩原多助】

○1743~1816) 江戸時代の商人。上州より江戸に出て薪炭商を営んで成功した。
人情噺の一。三遊亭円朝作。の立志伝を脚色したもの。上州の百姓塩原多助が、自分を邪魔にして亡き者にしようとする養家を逃れ、江戸に出て立身するというもの。歌舞伎・浪曲などにも脚色。出奔の夜の愛馬青あおとの別れの場は有名。塩原多助一代記。

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世界大百科事典内の塩原多助の言及

【新治[村]】より

…そのほか法師温泉をはじめ湯宿(ゆじゆく),川古(かわふる)の温泉がある。下新田には講談《塩原多助一代記》で有名な江戸の豪商塩原多助の生家跡がある。村域の北部は上信越高原国立公園に含まれる。…

※「塩原多助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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