末造(読み)バツゾウ

精選版 日本国語大辞典 「末造」の意味・読み・例文・類語

まつ‐ぞう‥ザウ【末造】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「礼記‐郊特牲」の「諸侯之有冠礼、夏之末造也」による。「造」は時代の意 ) 末の世。末世。また、末期。ばつぞう。
    1. [初出の実例]「幕府末造の江戸の町に生れて育った」(出典:半日(1909)〈森鴎外〉)

ばつ‐ぞう‥ザウ【末造】

  1. 〘 名詞 〙まつぞう(末造)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「末造」の読み・字形・画数・意味

【末造】まつぞう(ざう)

末世。時代の終わり。〔儀礼、士冠礼〕侯の冠禮るは、夏の末なり。

字通「末」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む