コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

本初仏 ほんしょぶつ Ādibuddha

2件 の用語解説(本初仏の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

本初仏
ほんしょぶつ
Ādibuddha

原初仏ともいう。大乗仏教の密教形成期の最後の段階においてインドで信仰されはじめた仏陀。世界生成の原因であるとされる仏陀で,ヒンドゥー教有神論的見解が顕著である。この信仰はネパールチベットに伝えられた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ほんしょぶつ【本初仏】

宇宙の根源としての仏。サンスクリットのアーディ・ブッダĀdi‐buddhaの訳語として近年の仏教学者が用いている。チベットでは毘盧遮那(びるしやな)仏の法身である普賢菩薩を,ネパールではスバヤンブー(自然生)とも称される文殊菩薩を指す。いずれもタントラ仏教での異名であり,時輪タントラではその根本タントラ(密教経典)に〈最勝本初仏〉の名を冠している。父たる方便の空性と母たる般若の慈悲が双入(両立)して,一体不二であることを示し,タントラの究極的な真理を実現しているとされる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

本初仏の関連キーワードサンスクリット劇サンスクリット語サンスクリット文学プラークリット語アペイロンサンスクリーンクリーム老荘学古典サンスクリットサンスクリット化《サンスクリット文法》

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone