日本歴史地名大系 「本宮八幡神社」の解説 本宮八幡神社ほんぐうはちまんじんじや 広島県:賀茂郡豊栄町乃美村本宮八幡神社[現在地名]豊栄町乃美 宮迫乃美(のみ)西部の丘陵上に鎮座。祭神は宗像三女神・仲哀天皇・応神天皇・神功皇后・建内宿禰など四二柱。本宮(もとみや)八幡とも称する。旧村社。社伝によると、もと高田郡坂(さか)村(現向原町)と乃美村の境にある宮(みや)ノ峠(たお)に鎮座したのを現在地に移し、乃美・別府(べふ)・鍛冶屋(かじや)・清武(きよたけ)・安宿(あすか)の惣社で宮の峠八幡宮と称したが、乃美隆興が清武・安宿へ分祀して三社としたことから当社を本宮八幡神社と改称したといい、清武の畝山(うねやま)神社もよく似た伝承をもつ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by