本折村(読み)もとおりむら

日本歴史地名大系 「本折村」の解説

本折村
もとおりむら

[現在地名]智頭町智頭

智頭宿の南西千代川とその支流土師はじ川の合流点近くに立地し、千代川左岸沿いに集落が発達。「因幡志」に「昔は山崎村に属せり、寛文の記録に山崎村と有て本折村なきは其故也」とあるが、正保期(一六四四―四八)作成と推定される因幡国絵図(県立博物館蔵)に村名がみえ、拝領高二〇九石余。「因幡志」は山崎やまさき村は近世に入って一部は智頭宿に含まれて河原かわら町となり、一部が本折村として独立したとも記す。


本折村
もとおりむら

[現在地名]清水町本折

滝波たきなみ村の北東じよう山の東縁山麓に位置する。南を平尾ひらお川が流れる。志津しづ庄に含まれた地。享禄二年(一五二九)五月日付の大谷寺所々神領坊領目録(越知神社文書)に「在所志津庄本折村」として「壱段半 代五百文在之三月十八日御供料助守名内余田」とみえる。天正一一年(一五八三)四月付の羽柴秀吉禁制状(賀茂神社文書)には近隣七ヵ村の名がみえるが当村はみえず、これについて「丹生郡誌」「清水町史」は、当時滝波村の枝村であったことによるとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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