本田東陵(読み)ほんだ とうりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本田東陵」の解説

本田東陵 ほんだ-とうりょう

1749-1796 江戸時代中期-後期儒者
寛延2年生まれ。肥後(熊本県)の人。秋山玉山について徂徠(そらい)学をおさめ,のち朱子学に転じた。陸奥(むつ)白河藩(福島県)藩主松平定邦につかえ,藩校立教館の教授となる。寛政8年3月16日死去。48歳。名は常安。字(あざな)は文仲。通称は竜蔵。別号に蘭陵。著作に「地方要集録」「治地略考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android